Gmailから独自ドメインアドレスをFromにして送信する
ここでは、Gmailから別アドレス(sample@sample.com)をFromに記述してメール送信する方法をご説明しております。
Gmailの仕様は年々変わっていますので、最新の方法はGmailのヘルプページでご確認ください。表題のトピックについては
⇒こちらです。
先に必ず、Gmail(提供:Google)についての概説を
こちらのガイダンスで、次にGmailをメールソフトで受信する方法については
こちらのガイダンスをご参照の上、改めてこのページをお読みください。
手順1 Gmailアカウントを取得する
まず最初に、Gmailアカウントを取得してください。アカウント名はなんでもかまいません。
Gmailのアカウント取得は、
こちらからお申し込みください。
なお、Gmailと当社はなんの提携関係もございません。
手順2 Gmailにログインし、アカウント設定を開き、アドレスを追加する
[設定]⇒[アカウントとインポート]を開き、[別のアドレスからメッセージを送信]をクリックすると追加アドレスの設定がスタートします。(上図①)
上記画面ではすでに6つのアドレスを追加し、5つが確認済みの状態です。
追加したアドレスのどれか1つは「デフォルト」として設定します。
返信アドレスの設定
アドレスを追加する前に、受信したメールへ返信するとき、どのアドレスをFromに使うかを設定します。
[メールを受信したアドレスから返信する]を選ぶと、sample@sample.comあてに送られてきたメールへは、自動的に From: をsample@sample.com にして返信します。(上図②)
[常にデフォルトのアドレスから返信する]にすると、現在デフォルトに設定されているアドレスが常にFromに使われます。アドレスを複数使い分けるときは[メールを受信したアドレスから返信する]にします。

追加するメールアドレスの情報を入力します
メールアドレスの確認
いたずらやのっとりを防ぐために、追加したアドレスが自分のものであることを証明する必要があります。
[メールアドレスの確認]に進み、[確認メールの送信]をクリックします。すると、今追加したアドレス宛に、Gmailセンターから確認メールが送信されます。
送信するとこの画面が現れます。そのままにしておき、送信されたメールを追加したアドレスで受け取ります。
スタンダードコースの無料メール転送でGmailから送信する方法
★ご注意★ すでにGmailのアドレスへ転送設定がされているメールアドレスを送信アドレスとして確認させたい場合、Gmailセンターから送られてくるこの確認メールの送信先が同じGmailのアドレスになってしまうため、Gmail側で送信拒否することがあります。
この場合、
1)最初にxxx@sampledomain.comの転送先をGmail以外のアドレスで、なおかつ直接受け取れるアドレス(例えばプロバイダが提供しているアドレス、yyy@provider.com)としておき、
2)一旦その転送先(yyy@provider.com)で受け取った確認メールでGmail側に送信アドレスとしてのxxx@sampledomain.comを追加、承認させる必要があります。
3)追加の送信アドレスとしてxxx@sampledomain.com がGmail側に承認された後、改めて、xxx@sampledomain.comの転送先をxxx@gmail.comに変更すれば、その後は、xxx@sampledomain.com をGmailのアカウントで送受信できるようになります。

↑
スタンダードコースのメール転送設定画面で、一旦、転送先をGmail以外のアドレス(転送先からさらに転送されるようなアドレスではなく、直接受け取れるアドレス。プロバイダ提供のアドレスを推奨)にしてください。
その後、転送先に送られてきたGmailからの確認メールで、送信アドレスの追加承認をしてから、改めて、転送先をGmailのアドレスに書き換えてください。
スタンダードコースのメール転送設定については、
こちらをご参照ください。
どうしても送信アドレス追加確認メールが受け取れない場合
Gmailからの確認メールは、
Subject: Gmail からのご確認 - xxx@sampledomain.com を差出人としてメールを送信します
From: Gmail チーム
……という内容でxxx@sampledomain.com宛に届きます。xxx@sampledomain.comの転送先がyyy@provider.comであれば、通常、yyy@provider.comのメールボックスに届くはずです。
しかし、この確認メールの送信者アドレス mail-noreply@gmail.comは、返信不能、つまり、メールが届かないアドレスになっています。そのため、mail-noreply@gmail.comをspam送信と見なして受信を拒否するメールサーバーや転送システムがあります。
以前は、スタンダードコースの無料転送システムでも、このメールをspamと判断して排除してしました。現在(2009年11月14日現在)、スタンダードコースの転送システムがこのアドレスを転送拒否しないことを確認していますが、転送システム側、Gmail側、転送先に指定されたアドレスのサーバーのいずれかが仕様変更した場合は、今後、確認メールが受け取れないこともありえます。
転送先アドレスをいくつか試しても、確認メールがどうしても受け取れない場合は、Gmailに送信アドレスを設定できませんことをご了承ください。
送信アドレス追加確認メールの承認
Gmail側から送信アドレス追加確認メールを送信すると、追加したアドレス宛に

↑このようなメールが送られてきます。
このメールの中にあるURLをクリックするか、送られてきた確認コードを先ほどの確認待ち画面の中の確認コード欄に入力して「確認」します。
URLをクリックした場合は以下のような画面が出ます。

↑この画面が出ればOK
これでアドレスの追加ができました。
メールソフトの設定
メールソフトで送受信する場合も、From:をこのアドレスにして、GmailのSMTPから送信することが可能になります。
ただし、Gmailをメールソフトで送受信するにはSSLでの送受信が必要です。POPサーバーのポート番号を995に、SMTPサーバーのポート番号を465にする必要があります。

OutlookExpressを使う場合、アカウントのプロパティをこのように設定↑
POPサーバー名:pop.gmail.com
SMTPサーバー名:smtp.gmail.com
とし、アカウント名のところはFromにしたいメールアドレスを記述します
次に、[詳細設定]を開き、SMTPサーバーのポート番号を465、POPサーバーのポート番号を995に変更し、共に「セキュリティで保護された接続(SSL)が必要」をチェックします↓
これでGmailのサーバーで普通のPOP3メールソフトによる送受信が可能になります。
その他、Gmailの使い方や設定についてはGmailのHELPを参照してください。